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高い墓石が良いとは限らない訳とは

あなたは、値段が高いお墓が良いと思っているかもしれません。
ところが、高いからといって全てが良い石だとは限らないのです。
たとえば、日本の銘石と呼ばれる神奈川県産の小松石という高級な石材があります。
芸能人のお墓に使われたりすることが多く、関東圏ではとても高価で有名な石です。
この石はとても色合わせが難しく、上と下で石色や石目が違うなんてことがあります。
また、冬場の温度変化や雪の影響で、2~3年で変色してしまう可能性もあります。
ですから銘石で高いからと値段だけで判断するのは危険です。

これからあなたに、少しだけ業界の裏側をお話ししましょう。

裏話その1 日本のお墓の8割以上が中国産

あまり知られていない事ですが、実は日本のお墓の8割以上が中国産なのです。
原石は、中国産はもちろん、アメリカやヨーロッパ、インド、アフリカなどの石も一度中国に入ってから加工して日本に輸出しています。

驚かれるかもしれませんが、日本の銘石と呼ばれる国産で有名な石も原石を
中国へ輸出し加工して日本に持ってきている例もあるのです。

裏話その2 墓石の仕入れの仕方

墓石店の中でも、二通りの仕入れをしているところに分かれます。
一つは、仕入れで商社や問屋さんを通している墓石店。
もう一つは、中間業者を通さず、直接中国と取引きしている墓石店。
どちらが良いのでしょうか。

当然、問屋や商社を通した場合は、価格がその分上乗せになりコストが高くなります。
実は違いはこれだけではありません。
問屋や商社から仕入れている墓石店は、お墓のデザインも規格品を
そのままで仕入れて売ることが多いのです。

オーダーメイドが当たり前になってきている現在では、通りいっぺんの問屋さんが考えた
デザインでは少し味気ないものになるかもしれません。

原石選びにも大きな差が出てきます。
問屋さんや商社さん任せの墓石店と、直接、現地に行って自分の目で確かめて原石を選ぶ墓石店では、どちらが良いものをつくれるかは説明するまでもありません。

このように、商社や問屋さんを通さずに仕入れした方が良いのにもかかわらず、一体なぜほとんどの墓石店が直接取引きをしないのでしょうか。

その理由は実は輸送の問題にあったのです。
石材の輸送はコンテナ単位で船に積み込みます。
ですから量が少ない場合は、国内のように流通がスムーズではなく、どうしても納期が多くかかってしまいます。
また、一回の輸入量が少なくコンテナに満載にならない場合は、運賃負担も大きくなります。そのせいで価格が問屋さんから仕入れるのとほとんど変わらないか、かえって高くなってしまうことさえあるのです。

ですから、
年間のお墓を建てる件数が少ない墓石店は、どうしても経費負担が大きくなりますし、
反対に繁盛店はますます良いものを適正価格で建てることができる、というのが現実です。

裏話その3 国産イコール良い石?

あなたは、日本の石が良い石で、
中国の石はあまり良くないのでは?と思っているかもしれません。
ところが、そうとは限らないのです。

日本では確かに良い石も採れますが、
国産の石が高いのは、山を掘りすぎて原石が少なくなってきているからで、一概に良い石だから高いとは言えないのです。

もちろん最近は徐々に原材料コストが上がり徐々に開きがなくなりつつありますが
それでもまだ中国と日本では開きがあります。
価格だけでなく、中国には日本ではお目にかかれないような素晴らしい石が
広大な国土にまだまだ眠っています。

今から15年ぐらい前のことです。
日本の石を採石している業者が、中国の石は安かろう悪かろうなんだと、
声高に言い始めたことがありました。
この業界ではそれまで石材を科学的に分析するようなことがありませんでしたので
雰囲気や思い込みが多かったのでしょう。
ところが、日本のJIS規格(日本工業規格)に基づいて科学的に調べたところ、
中国産の石材のほうが、良い数値が出たものがたくさんありました。
ですから、国産が良いとは限らないのです。

裏話その4 石の品質表示

最近は、世界中の色々な石が、日本に輸入されています。
石に詳しくないあなたが、
石材の良し悪しを見分けることは不可能に近いことだと思います。

一つの目安をお話しします。
それは、墓石店の展示品についている品質表示です。
チェックするポイントは、

○ 原産地
その石はどこで取れた石か。
○ 吸水率
水の吸い込み度。
どんな石でも水は吸い上げるのですが吸水率で耐久に差がでます。
○ 圧縮強度
一定の圧力をかけて、どのぐらいまで持つのかを試す試験です。
簡単に言うとどのぐらい硬い石かを計ったものです。
○ 見掛け比重
重さでその石を計る試験。
同じ大きさの石であれば重ければ重いほど目の詰まった硬い石だと言えます。

墓石店に行って、この4点が展示品に付いているかどうかをチェックしてください。
同じ石工事でも、公共事業では必ずこの4点の提出が求められているのです。
また石は、このデータしか品質を表すものがないのです。

この辺になると、分かりにくいことが多くなると思いますが、
あなたは値段だけで選ばないで下さい。

お墓の値段の中身とは」のページで、もう少し詳しく値段についてお話しします。

建てる前に知っておくべき地元職人がおしえる7つのお話「長野の失敗しないお墓づくり」

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