2023/3/31

蓮華台とスリン

設計システム部の瀧澤です

 

 

 

お墓の一番上にある竿石のすぐ下に、

「蓮華台」という物がついたお墓をよく見かけます。
お位牌にもありますね。

 

仏像や仏画に描かれている仏様や菩薩の足元には

蓮の花弁をかたどられた台座があり、その上に仏様等はお立ちになったり、座っておられます。
仏教では蓮華台を根本的なシンボルとしています。

 

蓮華台がお墓に使用される理由は

お釈迦さまが蓮華台の上で瞑想し

それが極楽浄土の象徴とされるためのようです。

 

最近では洋型のお墓でも蓮華台をつけているものが増えてきました。

 

 

 

蓮華台の他に「スリン」とよばれる台のついたお墓もよく見かけます。

 

スリンはもともとは蓮華台であり

それが時代と共に簡略化された物と言われています。
蓮華台と比べて、とてもすっきりとした印象があります。
スリンを「座布団」とよぶ地域もあります。

 

 

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに、
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインを

ご提案させていただきます。

 

 

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3860基(2022年12月現在)

 

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2023/3/10

お墓につかう玉砂利

設計システム部の瀧澤です

 

 

お墓の外柵内は全面に石の板をはる「貼石」加工をしますが
他にもきれいな玉砂利をしくこともいたします。

 

今回はよく使われる玉砂利を二つご紹介いたします。

 

ひとつ目は「黒那智石」です。
落ち着きのある黒色系玉砂利の定番です。
全体的に丸みを帯びている天然石です。

乾いている状態の石は濃い目のグレー色ですが、雨や打ち水などで濡らしていただくと、ツヤのある黒い色合いになります。

 

もうひとつは「五色石」です。
赤、白、緑の原石を砕き丸く加工した玉砂利です。

非常に鮮やかで華美な雰囲気を創出します。

 

ふたつとも10mmと15mmのサイズがよく使われています。

 

貼石にくらべると少しお手入れに手間がかかりますが、
写真のとおり、かわいている状態とぬれている状態で色合いがかわるので

天候や季節ごとにさまざまにことなるきれいな景観をつくりだしてくれます。

 

 

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに、
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインをご提案させていただきます。

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2023/2/17

お墓のかたち

設計システム部の瀧澤です

 

 

 

お墓のかたちは大きく「和型」「洋型」「デザイン型」の三つに

分けることができますが、今回は和型のひとつである

「五輪塔」についてご紹介させていただきます。

 

日本の伝統的なお墓といえば、縦長の直方体の墓石を

イメージする人が多いかもしれません。

じつは、「五輪塔」それよりも古くから建てられているタイプのお墓です。

 

「五輪塔」は5つの石材パーツから構成されているお墓です。
お墓の一番上から

宝珠形、半月形、三角形、円形、方形という形が特徴です。
そしてその5つのパーツひとつひとつに意味がこめられています。

 

宝珠形の石材は「空輪」です。
空間をあらわしており、災難を取りのぞいて

水を浄めるという意味合いがこめられています。

 

半月型の石材は「風輪」です。
風は呼吸をあらわしています。

 

三角形(笠形、屋根形)の石材は「火輪」です。
火は体温をあらわしています。

 

円形の石材は「水輪」です。
水は血液や水などの流れるものをあらわしています。

 

方形の石材は「土輪」です。
土は大地をあらわしています。

 

「五輪塔」の石材は、仏教における大切な意味がこめられています。
また、「五輪塔」には死者を成仏させて

極楽浄土へいざなう役目もあります。

 

お墓を建てる本来の意味はなんなのだろう……
ということに着目してみると

「五輪塔」はすばらしいお墓といえます。

 

「五輪塔」は日本において古くから普及しているお墓ですが、
仏教の宗派ごとに考え方や彫刻する文字が若干異なります。

 

 

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに、
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインをご提案させていただきます。

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3860基(2022年12月現在)

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2023/1/27

寒さにつよいお墓

設計システム部の瀧澤です

 

 

冬はきびしい寒さがつづきますね。

 

 

寒さに強いお墓(墓石)を建てるにはどのようにすればいいのでしょうか。

対策のひとつとして吸水率の低い石を選ぶ。というものがあります。

 

吸水率とは、石がどれくらいの水を吸うのかあらわしたものです。

 

吸った水が抜けきらないまま蓄積されると、石の内側で凍り

ひび割れを起こしやすくなります。

お墓は屋外に設置することがほとんどなので、

吸水率のひくい石を選ぶことで劣化も遅らせることができるでしょう。

 

 

 

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに、
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインをご

提案させていただきます。

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3860基(2022年12月現在)

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2023/1/13

お墓の名称

設計システム部の瀧澤です

 

 

みなさま、あけましておめでとうございます。

今回お墓(墓石)の名称についてご紹介させていただきます。。

 

「〇〇家」などの彫刻が施される、
お墓の一番上に位置する墓石部分を「竿石(さおいし)」といいます。

香箱型・額縁型など加工にもさまざまな種類があります。

また、洋型の横長のお墓の場合でも

一番上の部分は同じく「竿石」と呼ばれます。

 

お墓(墓石)の一番下の台石部分を
「芝台(しばだい)・芝石(しばいし)」といいます。

お墓を汚れから守ったり、お墓の景観を良くするための土台のことです。

特に必ず付けなければいけない部材ではありませんが、

和型墓石には付けるのが一般的です。

墓石とはつらなっておりますが、墓石と芝台をわけて考え、

お見積りでも別に計上させていただいております。

 

 

 

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインを

ご提案させていただきます。

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3860基(2022年12月現在)

 

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2022/12/9

やすらぎあんの「樹木葬」石種のご紹介④

設計システム部の瀧澤です

 

 

やすらぎあんの「樹木葬」では、プレートに様々な石種を使用しております。
今回もその一部をご紹介いたします。

 

 

まずは「マハマブルー」
青と紫と白が溶け合ったような、美しい色合いの

マルチカラー系みかげ石です。
(マルチカラーとは、

2色以上の色が混ざりあった色あいをさしていいます)
マーブル模様の混ざり方は、原石によりさまざまで

二つとして同じ模様はありません。
そのため、自分だけの

個性的なお墓を建てたい方によく利用されています。
大理石風の色調で、置物などにも使用されています。
紫が基調のため、派手になるのでは?と心配されがちですが、
落ち着いた、シックな印象のお墓になります。
インドで産出されています。

 

 

つぎに「北大黒(ほくだいくろ)」
くろみかげ石です。
和型でも洋型でも人気のある石種で、おちついた色目が特徴です。
真っ黒ではないので

花粉や汚れが目立ちにくいのでおそうじがしやすく
また、着色をしなくても彫刻文字がしっかりと見えます。
中国、河北省で産出されています。

 

やすらぎあんの「樹木葬」は

みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう

多くの種類の石種やデザインをご用意しております。

ぜひ一度霊園をご見学ください。専門スタッフがご案内いたします。

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3730基(2021年12月現在)

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2022/11/18

御影石について

設計システム部の瀧澤です。

 

 

日本の墓石に使われている代表的な石といえば「御影石」です。

 

名前の由来となった御影(みかげ)とは神戸市東灘区にある地名のひとつで、旧兵庫県武庫郡御影町の一帯をさします。
澤之井という泉があり、神功皇后がその水面に御姿を映し出したことが「御影」という名前の起源とされています。

 

現在ではひろく御影石と同様に硬度がたかく、美しい石という意味で使われています。
本来の兵庫県産のものは、本御影石と言って区別し、最高級品として高額で取り引きがおこなわれています。

 

御影石は岩石としての分類では「花崗岩」です。
地下のマグマが地殻内の深いところで冷えて固まった結晶質の石材で
硬く、風化に強く、重さもあり、他の石に比べて吸水率も低い
という特徴があります。

 

もう一つの特徴として、
石を生成する石英、カリ長石、斜長石、黒雲母、白雲母、普通角閃石などの鉱物の混ざり方が一定ではないという点があげられます。
つまり同じ御影石でも、さまざまな色や模様があり、ふたつとして同じものはありません。

 

摩擦にも強く摩耗しないため、敷石や階段にもつかわれています。
磨けば磨くほどにかがやきが出る美しい石材です。

 

 

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに、
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインをご提案させていただきます。

 

 

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施工実績3730基(2021年12月現在)

 

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2022/10/28

お墓のかたち

設計システム部の瀧澤です。

 

 

お墓のかたちは大きく三つに分けられます。

【和型】日本伝統の三段重ねや四段重ねのお墓

【洋型】横碑とも呼ばれ横幅が広く高さのないお墓

【デザイン型】洋型とも重複しますが、お客さまや石材店が自由にデザインしたお墓

 

やすらぎあんの展示品からこの三つのかたちをご紹介いたします。

 

【和型】

●直線でデザインされ格調が高い

●安心感があり、飽きがこない

●背が高いので立派に見える

 

【洋型】

●高さがあまりないので、掃除がしやすい

●花などのイラスト彫刻がよく似合う

●お墓がおしゃれな雰囲気に

 

【デザイン型】

●人柄を思わせるデザインや、家族の想いをかたちにしたお墓

●オリジナルデザインなので世界に一つだけのお墓に

 

もしもお墓のかたちに迷ったら、
家族でお参りしている場面を想像してみて下さい。
一番温かいイメージのお墓が第一候補です。

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに、
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインを無料でご提案させていただきます。

 

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3730基(2021年12月現在)

 

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2022/10/14

国内産の石材

設計システム部の瀧澤です

 

 

今回はやすらぎあんで取り扱っている

国内産の石材の一部をご紹介いたします。

 

愛媛産「大島石」
瀬戸内海にかこまれた「大島」という島からとれるこの石は
歴史が古く、1500年代までさかのぼります。
石のかたさと吸水性のひくさでは、国内でもトップクラスです。
どんな過酷な状況でも、建てたときの状態を長く保ちます。
建造物にも使用されており、国会議事堂や大阪の心斎橋にも

使用されています。

 

長野産「天竜石」
長野県の天竜川左岸にある泰阜村からとれるこの石は
2008年に採掘が開始された新しい石です。
吸水率がひくく、墓石として好まれているほか
彫刻材や建築材としても使用されています。

 

お墓にかんすること、どんなことでもお気軽にお問いあわせください。
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
スタッフがすぐに現地確認をして

見積りを無料でご提案させていただきます。

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3730基(2021年12月現在)

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2022/9/24

ながのさくら天空樹木葬霊園販売会を開催中です

設計システム部の瀧澤です

 

 

ただいま長野市箱清水にあります霊山寺様境内にて

ながのさくら天空樹木葬霊園の販売会を開催中です

日時は9月23日(金)~25日(日)の10時~17時までの

3日間となっております

 

 

 

昨日の販売会ではご夫婦ふたりでのご納骨先をお探しの方や

お墓じまいとあわせて樹木葬をご検討されている方など

多くの方のご来園をいただきました

 

すべてのお墓が永代供養付となっております

数にも限りがございますので

ご納骨についてお考えの方は

この機会にぜひご来園ください

みなさまに合ったご供養の形を

ご提案させていただきます

 

みなさまのご来園をこころよりお待ちいたしております

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3730基(2021年12月現在)

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