2023/2/17

お墓のかたち

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設計システム部の瀧澤です

 

 

 

お墓のかたちは大きく「和型」「洋型」「デザイン型」の三つに

分けることができますが、今回は和型のひとつである

「五輪塔」についてご紹介させていただきます。

 

日本の伝統的なお墓といえば、縦長の直方体の墓石を

イメージする人が多いかもしれません。

じつは、「五輪塔」それよりも古くから建てられているタイプのお墓です。

 

「五輪塔」は5つの石材パーツから構成されているお墓です。
お墓の一番上から

宝珠形、半月形、三角形、円形、方形という形が特徴です。
そしてその5つのパーツひとつひとつに意味がこめられています。

 

宝珠形の石材は「空輪」です。
空間をあらわしており、災難を取りのぞいて

水を浄めるという意味合いがこめられています。

 

半月型の石材は「風輪」です。
風は呼吸をあらわしています。

 

三角形(笠形、屋根形)の石材は「火輪」です。
火は体温をあらわしています。

 

円形の石材は「水輪」です。
水は血液や水などの流れるものをあらわしています。

 

方形の石材は「土輪」です。
土は大地をあらわしています。

 

「五輪塔」の石材は、仏教における大切な意味がこめられています。
また、「五輪塔」には死者を成仏させて

極楽浄土へいざなう役目もあります。

 

お墓を建てる本来の意味はなんなのだろう……
ということに着目してみると

「五輪塔」はすばらしいお墓といえます。

 

「五輪塔」は日本において古くから普及しているお墓ですが、
仏教の宗派ごとに考え方や彫刻する文字が若干異なります。

 

 

やすらぎあんでは
みなさまのたいせつなお墓への様々な願いを実現するお手伝いができるよう
豊富な建立経験をもとに、
どのタイプのお墓でもお客さまの納得できるデザインをご提案させていただきます。

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3860基(2022年12月現在)

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