2024/2/23

やすらぎあん中野店改装工事のお知らせ②

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設計システム部の瀧澤です。

 

 

中野店改装工事
今週は五輪塔を設置しました。

 

 

日本の伝統的なお墓といえば、縦長の直方体の墓石を
イメージする人が多いかもしれません。
じつは、「五輪塔」それよりも古くから建てられているタイプのお墓です。

 

「五輪塔」は5つの石材パーツから構成されているお墓です。
お墓の一番上から
宝珠形、半月形、三角形、円形、方形という形が特徴です。
そしてその5つのパーツひとつひとつに意味がこめられています。

 

宝珠形の石材は「空輪」です。
空間をあらわしており、災難を取りのぞいて
水を浄めるという意味合いがこめられています。

 

半月型の石材は「風輪」です。
風は呼吸をあらわしています。

 

三角形(笠形、屋根形)の石材は「火輪」です。
火は体温をあらわしています。

 

円形の石材は「水輪」です。
水は血液や水などの流れるものをあらわしています。

 

方形の石材は「土輪」です。
土は大地をあらわしています。

 

「五輪塔」の石材は、仏教における大切な意味がこめられています。
また、「五輪塔」には死者を成仏させて
極楽浄土へいざなう役目もあります。

 

お墓を建てる本来の意味はなんなのだろう……
ということに着目してみると
「五輪塔」はすばらしいお墓といえます。

 

「五輪塔」は日本において古くから普及しているお墓ですが、
仏教の宗派ごとに考え方や彫刻する文字が若干異なります。

 

 

また、展示場および店舗の入り口部分の改修にも着工いたしました。
石職人が造るエントランスご期待ください。

 

 

やすらぎあんは北信濃でお墓建立実績No.1
施工実績3960基(2023年12月現在)

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